風旅食傳

風まかせの旅で出逢った食を傳えます

2012年08月

ファイヤー!
氷点プリンアップ
旭川グランドホテル17階。
カウンターが長〜〜〜い。
25mくらいありそう。
ボトル越しに見える夜景が綺麗です。

今宵の御目当は「氷点プリン」。
パティシエ渾身の力作、
北海道十勝産の純生クリーム、
旭川の牧場「クリーマリー農夢」の牛乳、
旭川近郊の新鮮な卵を使用、
チーズグリッシーニ付。

氷点というだけあって凍っています。
フランベして出てまいりました。
揺らめく炎が幻想的です。
炎が消えて暫くしたら食べごろ。
ひんやり冷たい。
プリンが程好く解凍されてトロリとした食感。
酒との相性もいいということなので、
竹鶴ピュアモルトのハイボールを呑んでみた。
確かに合う。
ほろ酔いで、いい心持ち。

ホテルのバーなので、勘定はそれなりにする。

【バー エジソンズ】
北海道旭川市6条通9
旭川グランドホテル 17F

どこか懐かしい味わい
パリ街の『ふく』で呑んだ〆に寄ってみました。
カウンターだけの立喰蕎麦処。
タクシー運転手を中心に賑わっております。

かけそば300円。
天ぷらそば300円。
月見そば300円。
かしわそば300円。
きつねそば300円。
たぬきそば300円。
カレーそば300円。
げそ天そば400円。
野菜天そば350円。
(うどんも同額)

カレーライス380円。
げそ丼のみ350円。
野菜丼のみ300円。

≪丼ものとめんのセット≫
げそ丼セット500円。
野菜丼セット450円。
ごはんセット400円。
カレーライスセット600円。

厨房ではおばちゃんが、
げそ天を揚げています。
旨そう。

天ぷらそばをいただきました。

つゆの色が濃い。
甘じょっぱくてクセになる味わい。
円形の天ぷらはすぐに崩れて原型を留めなくなる。
衣と一緒にそばを啜り込む。
呑んだ後には堪らないですなあ。

げそ丼発祥の店らしい。
げそ天そばも気になるところである。

【天勇】
北海道旭川市5条通7右2- 1

おでん
つぶ貝刺身
アスパラ塩焼
きんき汁
きんき塩焼
旭川のディープスポット「パリ街」。
呑み屋が10軒くらい密集しております。

「ちゃんこ鍋・炭火焼・全国地酒」と看板が出ている、
呑み喰い処ふくに入ってみました。

おでん鍋を囲むようにL字型のカウンター、
奥は小上がりになっています。
割烹着姿の美人女将さんが、お出迎え。

お品書きは、おでん・刺身・焼き魚など。
値段が書いていない。
ブルブル((( ;゜Д゜)))ブルブル

つぶ貝刺身からいってみました。
鮮度抜群。

早々に麦酒から日本酒に切り替える。
純米の辛口。
女将さんのおすすめを呑む。
いけます。

続いてアスパラ焼。
焼いているのに瑞瑞しい。
北海道でなければ、この旨さは味わえないね。

きんき塩焼は値段が気になるので、注文の前に確認。
三千円とのこと。
いただきましょう。
めっちゃ美味。
この大きさで三千円は安いね。

おでん鍋を覗き込む。
大根・玉子・がんも・白滝・つぶ貝をお願いした。
つゆは塩味。
こういうのがいいんだよね。

きんきの骨で吸物を作ってくれた。
ええ出汁でとるでぇ。
最高やね。

CP抜群であった。
秋にまた来てみたい。

【ふく】
北海道旭川市四条通6パリ街

正油らぅめん750円
旭川でラーメンといったらぁ、
青葉ですなぁ。
ここぉでぇはぁ、「らぅめん」とぉ呼ぶぅ。
時東ぁみ的なぁ小文字仕様だゎ。

正油らぅめんをいただきました。

あっさり系ということだが、スープは脂が張ってあり、
結構くどかった。
中途半端な感じ。
冬場は、これでいいのかもしれない。
夏場は、もう少しさっぱりでいいんでないかい。

中曽根元首相が、旨そうにらぅめんを食べている写真が飾られていた。

それほどでもなかったです。

【青葉】
北海道旭川市2条通8
名店街2条ビル 1F

牧場のプリン(プレーン)
元祖なよろプリン
北の空・・・妖精の散歩道から
有名ななよろプリンを食べに行きました。
1階が販売コーナーで、
2階がレストランになってます。

ショーケースにはプリンがいっぱい。
プリン好きには堪らない光景です。

なよろプリンだけでも9種類。
(プレーン・丘の牛乳・妖精の詩・大地・いちご・黒ゴマ
・アスパラチーズ・エスプレッソ・生キャラメル)

元祖なよろプリン「牧場のプリン」が2種類。
(プレーン・かぼちゃ)

これだけ多いと迷ってしまうね。

迷った挙句、基本を知ろうということで、
なよろプリン(プレーン)と牧場のプリン(プレーン)を
食べ比べてみることにした。

なよろプリンは瓶詰タイプ。
プレーンが人気No.1。
キャッチフレーズは「北の空・・・妖精の散歩道から」。
トロリとした食感。
優しい味わい。

牧場のプリンはプラスチック容器入り。
キャッチフレーズは「元祖なよろプリン」。
牛乳100%で、30年以上前から作り続け、
なよろプリンの基となるカスタードプリン!
こちらの方が硬めの食感。
大人の味わい。

どちらも美味しいが、元祖の方が好み。

コーヒーのブラジル・ブレンドを飲んでみた。
酸味と苦味のバランスが良く、美味であった。

【ブラジル】
北海道名寄市西1条南6

うな重(竹)アップ
うな重(竹)3,200円也
名寄のうなぎ&天ぷら処。
入口入って右手がカウンター、左手がテーブル席。
田舎の鄙びた感じが、いいんでないかい。

うなぎは、うな丼・うな重(竹)・(梅)。
蒲焼・白焼・うまき・うざく・きも串。

天婦羅定食・天丼・かき揚げ天丼。
串揚げ・海老フライ・とんかつ・豚生姜焼もあります。

うな重(竹)をいただきました。

蒲焼は焦げがあって荒々しい。
ヒレも残ってた。
タレはしょっぱい。
漬物もいまいち。

重箱が剥げていて、チト侘しい。
内容に対して値段が高い気がした。

【よしなり】
北海道名寄市 西1条南6-9-1

音威子府にて
TVで紹介されていたのを観て遥遥行ってみました。
音威子府駅の構内にあります。

9時10分くらいに到着。
開店は9時30分。
シャッターが閉まっております。
既に5人くらい待っています。

シャッターが開くと同時にカウンター前に雪崩込む。
一瞬人口密度が高まる。

天ぷらそばをいただきました。

色の濃い汁。
蕎麦も黒っぽい。
天ぷらの白さが際立つ。

食べてみるとシンプルな味わい。
量は少な目。
天ぷらは北海道タイプ。
具は桜海老のみ。
おやつ感覚の駅蕎麦でした。

【常盤軒】
北海道中川郡音威子府村字音威子府509
JR音威子府駅構内

熱々(*^_^*)
民宿うぶかたに併設された食堂。
宿泊客以外でも利用できます。

呑んだ〆にラーメンを食べに行きました。

塩・醤油・味噌の定番らーめんの他、
ワカメ・野菜・カレー・広東らーめん。
チャーめんなるものもある。

おすすめは、海の幸らーめんとのこと。
オホーツク・うに・かに玉・ほたてらーめんの4種類。

オホーツクらーめんをいただきました。

擂鉢の丼に牡丹海老・楚蟹・帆立・螺貝・若布がいっぱい。
凄い豪華です。
地物の海の幸なので鮮度抜群!

スープの表面には脂が張ってあり、かなり熱々。

抜群の味やね。
スープは塩味で海の幸の出汁が、めっちゃ効いてます。
脂はラードだと思うが、獣臭さは全然ない。
最後まで冷めずにいただけます。

麺は中細縮れでスープに良く絡む。

ボリュームたっぷりなので、〆にはチト量が多かった。
また食べに行ってみたい。

らーめんの他に、そば・定食物・丼物・カレーもあります。

【うぶかた】
北海道稚内市中央4-7-35

握り寿司七貫
刺盛
ホッケ塩焼
蜆味噌汁
海鞘塩辛たらば蟹内子
雲丹豆腐
海鼠
西瓜&グレープフルーツ
稚内観光協会によると、魚にうるさい地元客が足繁く通う店らしい。
店主自慢の「大将おすすめ宗谷コース」がおすすめとのこと。
宗谷コースを予約して行きました。
量徳寺の近くです。

予約席には、料理がセットされていました。

刺身・ホッケ塩焼・海鞘塩辛・たらば蟹内子・雲丹豆腐。

刺身は、牡丹海老・帆立・烏賊・数の子の4種盛り。
数の子は、塩気が丁度良く旨かった。

ホッケは焼き立てじゃないのが残念なところ。
大根おろしに醤油をかけようとしたら、大将から「待った」が入った。
塩が効いてるので、味を見てからにするがよろし。
確かに絶妙な塩梅である。
醤油要らず。
焼き立てを食べたかった。

数の子とホッケの塩加減で、大将の腕前がよく解った。
稚内観光協会情報に間違いはなかった。

海鞘塩辛&たらば蟹内子は珍味です。
たらば蟹内子は真っ黒で、見た目はコーヒーゼリー。
食べた感じは、海苔の佃煮に近い。

酒が進みます。

大将に海鼠を勧められたので、食べてみる。
(コースとは別注文)
こちらは食べなれた味。
コリコリの食感。

雲丹豆腐は風味が良かった。

食事は、にぎりすし。
鮪・鮃・北寄貝・帆立・数の子・馬糞海胆・紫海胆の七貫。
雲丹の二種食べ比べ。
最高やね。

蜆味噌汁は、ほっとする味わい。

西瓜とグレープフルーツで宗谷コース終了。

勘定は御手頃価格。
満足いたしました。

p.s. 大将の声は笠智衆に似ていました。

【寿司竜】
北海道稚内市中央3-2-3

日本最北の立ち喰いそば
日本最北の立喰蕎麦処のそば処宗谷が2011年4月2日に閉店になってしまった。
稚内駅舎建て替えのためらしい。

新駅舎キタカラ1階に「立ち喰いそば稚内」として復活!
食事処ふじ田に併設されております。

かけそば・月見そば・利尻こんぶそば・天ぷらそばの4種。

天ぷらそばをいただきました。

つゆは鰹と昆布の出汁が効いてます。
そばは力強い風味でつゆに負けていない。
天ぷらはすぐに崩れてたぬきそばになる。

ここまでの道程は長かったが、あっという間に完食。
想い出の一杯となった。

【ふじ田】
北海道稚内市中央3-6-1
キタカラ 1F

パティシエ渾身の作!
稚内全日空ホテル1階にあるカフェレストラン。
採光が良いので明るい雰囲気です。

1日数量限定の「SAIHOKUなめらかプリン」をいただきました。

瓶詰になっているので、御土産もOK!

稚内牛乳と十勝の生クリームをたっぷりと使用。
ツルンとした、なめらかな食感。
甘過ぎず、美味。
瓶の底の方にカラメルソースが忍ばせてあります。

【Marine】
北海道稚内市 開運1-2-2
稚内全日空ホテル 1F

うにだけうに丼アップ
+かに
北の果てまで行ってしまいました。
ノシャップ岬は想像していたより暖かかったため、
寂れた感じはしなかった。

樺太食堂の店頭には「うに丼」の幟がはためいております。
否が応にも期待が高まる。
店員さんはバイトらしい若い子が多く、活気があります。
店内は客の寄せ書きがいっぱい。
天井にも貼ってあります。

丼のサイズにより、メニューが二系統あります。

大きい丼メニューの「うにだけうに丼をいただきました。」
サービスでいくら・ほたて・かにの中から一品ちょこっと付けてくれます。
かにをちょいす。

粒揃いのうにがびっちり。
身が崩れていなく、しっかりしています。
口いっぱいに磯の香が広がります。
なまらうめえ!

かには口直しに、ばっちりだった。

御飯は鮨飯ではなく、普通の飯。
大きい丼なので、飯も大盛りだ。

4410円、結構な御値段。
観光地価格です。
ここまで来たら、好きなものを食べよう。

【樺太食堂】
北海道稚内市ノシャップ2-2-6

かに釜飯アップ
かに釜飯950円
東秋留駅近くにある季節料理店。
入口入って左に御座敷、
右にテーブルとカウンター。
和食を中心としたメニューがいっぱい。
釜飯と鰻もある。

釜飯が大人気ということなので、
かに釜飯をいただきました。

注文後、一釜一釜炊き上げます。
なので時間がかかるとのこと。

TVの高校野球を観て待つ。

20分くらいでできました。

具は蟹・筍・三つ葉。
シンプルなのがいいね。
蟹はカニ缶のようでチト風味に欠ける。
筍はシャキシャキして旨かった。
御飯はチト水分が多い。
御焦げの出来もいまひとつ。

【潮】
東京都あきる野市二宮1164

手焼き(*^_^*)
タコとイカの和風ペペロンチーノ醤油風味998円
武蔵引田駅から徒歩10分、巨大ショッピングセンターが突然現る。
イオンモール日の出。
1階がレストラン街になっております。
にんにくやにプラリと入ってみる。
店内はCanzoneが流れております。

タコとイカの和風ペペロンチーノ醤油風味をいただきました。

刻み海苔・水菜・白胡麻がちらしてます。
和風全開!
極細麺に醤油が馴染んでおります。
日本人好みの味。

デザートはイタリアンプリンにしました。

玉子の濃厚な味わい。
手焼きだそうな。
とってもくりぃみぃ。
日本人の口にめっちゃ合います。

スタッフは全員日本人でした。

【にんにくや 日の出店】
東京都西多摩郡日の出町平井237-3
イオンモール日の出 1F

うな丼(竹)アップ
漬物
なめこ汁
うな丼(竹)+なめこ汁
明治通りを脇に入った処にあります。
姉妹店のとんかつ店もあります。

こじんまりとした店内。
カウンター・テーブル・御座敷が、機能的に配置されています。

うな丼とうな重が同じ値段で、松・竹・梅の三種類。
松4,000円。
竹3,000円。
梅2,500円。
汁物は別です。

ランチメニューのうな丼とうな丼(小)もあります。
うな丼1,800円。
うな丼(小)1,350円。
ランチは汁付き。

昼時でしたが、うな丼(竹)となめこ汁をいただきました。

まず、漬物が出てまいりました。
胡瓜・大根・沢庵・茄子。
彩が鮮やかです。

20分くらいで、うな丼が出来上がりました。

蒲焼がこんがりキツネ色。
身は、ふっくら。
風味がいいですな。
タレは、しょっぱめ。

なめこ汁も、しょっぱめ。

一気に丼を掻き込む。
沢庵ポリポリ、お茶を飲み、余韻を味わう。
江戸っ子の鰻丼って感じやね。

将棋の対戦に出前しているらしい。

【ふじもと】
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-15-12

かき揚天ぷらそば380円
西新宿五丁目駅出口横にある路麺店。
1階が立喰コーナー、2階がテーブル席になってます。
入口横の券売機で食券を購入。
1階で丼を受け取り、2階に持って上がりました。

かき揚天ぷらそばを食べました。

自家製のかき揚が凄い。
厚みが3cmくらいあります。
衣はそんなに多くないが、玉葱がぎっしり。

かき揚が大き過ぎて、つゆとのバランスが悪い。
玉葱の味がつゆに広がり、
オニオンスープみたいになってしまってます。

そばは、なかなか良かった。

【狭山そば 西新宿五丁目店】
東京都新宿区西新宿4-5-4

(*^_^*)
このあたりは、武蔵国橘樹群であったそうな。
通りを歩いていると渋い店見つけました。
蕎麦処たちばな。
橘樹群に関係しているのかも。
プラリと入ってみました。
こじんまりとした店です。
年配の御夫婦でやってます。
アットホームな感じ。
客は地元の方だと思われる。
タータ、タッタ、タッタ、タタ♪
TVで高校野球を放映中。
日本の夏ですなあ。

もりそばをいただきました。

丸い蒸籠です。
そばもいっぱい。
縁起良さそう。

つゆは甘め。
なので、蕎麦をつゆにタプタプに浸して手繰る。
気取ってないところがいい。

ズルズルズル〜。
旨いので、一気にたいらげた。

蕎麦湯で余韻を味わう。

勘定は、500円。
ワンコインで充分楽しめました。

【たちばな】
神奈川県川崎市高津区上作延496-1

美味(*^_^*)
明治通り沿いにある蕎麦処。
中に入ると落ち着いた雰囲気。
通りの喧噪が嘘の様です。

季節物の冷し中華そばをいただきました。
夏はやはりこれです。

すり鉢のような大きな丼で出てまいりました。

中華麺がいっぱい。
つゆだくです。
麺がツルツルでノドゴシがいいやね。
つゆもさっぱりなので、スルスル食べれちゃいます。
具は貝割大根・カニカマ・胡瓜・錦糸玉子・ハム・紅生姜。
貝割は多かったが、他の具がチト寂しい。
麺が多いだけに具も頑張ってほしい。

味は良かったのでおすすめです。

【大むら】
東京都新宿区大久保1-3-22
ヴァンヴェール新宿 1F

細饂飩
向河原駅改札正面にある讃岐饂飩処。
M字カウンターに椅子が備わっております。
入口左手に券売機があります。

きつねうどんを食べました。

大きな丼です。
つゆは昆布・鰹・煮干しの出汁が効いていて旨い。
うどんは細麺。
コシはあまりないが、ツルツルの食感。
量もたっぷりで、食べ応え有り。
御揚げさんは、大きくて甘めの味付け。

食べている間も、ひっきりなしに客が入ってきます。
人気店ですね。

【さいか】
神奈川県川崎市中原区下沼部1751

クセになる味わい
カウンターには椅子が備えられております。
ミニテーブルも2台ある。

天ぷらは自家製のようですが、揚げ置きです。

げそ天そばを食べました。

つゆは濃い色をしてしょっぱそうですが、啜ってみるとそうでもない。
まいるどな味わい。

そばは柔らかめ。

げそ天は衣が多いが、油っぽくはない。
烏賊の胴体やえんぺらがブツ切りで入ってます。
衣がつゆに染みて柔らかくなったところを若布と一緒にツルっといってみる。
いいんでないかい。

【ミスジ】
東京都台東区三筋2-24-10

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