鰻重の松
行人坂の坂の下にある鰻割烹です。
目黒川にかかる太鼓橋のたもとに店をかまえて300年だそうです。

鰻重は特上・松・竹・梅の4種類あります。

松を注文しました。
鰻が出来上がるまで、枝豆、温豆腐、焼き鳥をツマミにビールを飲み待つことにしました。
焼き鳥は「塩焼」でと念を押しました。

枝豆(季節ではないですが)、温豆腐はなかなか美味しい。

「焼き鳥、塩焼です」と店員がテーブルにおきました。

がっ!

それはどう見てもタレ焼きです。
あっけにとられていると、店員は焼き鳥を置くなり、スッと奥に引っ込んでしまいました。

まあ、タレ焼きでもそこそこ美味しかったので文句はいいませんが、間違えたなら正直に言ってもらいたいもの。

客と店との信頼関係はそういうものだと思います。

しかも肝心の鰻重ですが、これが泥臭いんだなあ。
下処理をしていないとみえて泥くささが抜けていません。
香の物も鰻屋のレベルではなかった。

肝吸いを赤だしに変更してもらって正解でした。
なぜなら赤だしは皮肉にも家庭の味だったからです。

【太鼓鰻】
東京都目黒区下目黒1-7-9