倶利伽羅
鰭
浅漬け
肝
白焼
開店前に行かないと入れないらしい。
(どういうこっちゃ?)
4時半頃行ってみた。

近づくにつれ、いい匂いが漂って来る。
暖簾がもう出ていて、
店主が蒲焼を炭火で焼いております。

コの字型のカウンターは常連客でいっぱい。
皆ビール呑んでおります。
アレ、もうやってるのかな。

かろうじで空いていた椅子に尻を潜り込ませる。

「5時からですけど、いいですか」と店主。
5時までは酒呑んで待つスタイルなのだ。

ここで帰るわけにいくまい。

ビールはアサヒ・キリン・サッポロの3種類。
サントリーは何故か無い。
男は黙ってサッポロビール。

キャベツの浅漬けがお通し。
これ、凄〜く大事。
鰻串が出てくるまで、これで繋がないとイケナイのだ。
爪楊枝でつまむ。
ちなみに箸は最後まで出ない。

料理の注文は訊かれない。
店主におまかせするのみ。

BGMは前川清。
待っている間、しんみりした気分になる。

この日は、2階が団体客の貸切。
蒲焼は団体客の仕込みなのかもしれない。
忙しい日に来てしまったようだ。

5時3分前、おもむろに鰻串を焼き始める。
カウンターの客の分をいっぺんに焼く。

5時10分、倶利伽羅登場。
いやあ長かった。
浅漬けだけで酔っぱらってしまう。
早くから来ている常連客は凄い辛抱だと感心する。

待っただけあって、物凄く旨い。

サッポロビールから多満自慢にチェンジ。
ビール瓶は片付けない。
勘定の時、空き瓶で計算するのだ。

10分くらい間をおいて、鰭2本。
これも旨めえ。
見た目真っ黒だが、クセが無く蕩ける。

10分くらい間をおいて、白焼2本。
軽く醤油がかけられております。
堪らんす。

肝焼はすぐに出てきた。
こちらは1本のみ。
程好い苦味。

ここらで多満自慢とキャベツの浅漬けが無くなった。

隣の客が帰った。
まだ、鰻串の続きがあるのかわからない。
皆はまだ呑んでいるが、ここらで潮時。

勘定をすると2,400円。
安い。

この店のスタイルに慣れないと、
充分に楽しめないと思った。

【うなちゃん】
東京都国立市北1-1